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桜咲く地の気まぐれ日記

管理人の半暴走日記です。勢いのまま書いてることもあるので支離滅裂でも生暖かい目で見てくださいな。

版権-RSE物語

RSE物語―105番水道 Ⅴ ―

ユウキは、姿を変えたゴロウに図鑑を向けた。 図鑑にはヌマクローと表示される。 「これが、進化か。……よし!」 ユウキはホエルコの方に視線を向ける。ヌマクローに進化したゴロウも同じく戦闘体勢に入った。

RSE物語―105番水道 Ⅳ ―

妙な呻き声を上げてユウキは背中から倒れ、ポケモンは船の上に転がった。 一部始終を見ていたナオが一言ぽつり。 「バカみたい」

RSE物語―105番水道 Ⅲ ―

「わるかったな、田舎者で」 少しムッとした反応が返ってきたのを見て、ナオはめんどくさそうに簡単に説明した。 「携帯型多機能コンピュータ、ポケットギア。略してポケギア」 「多機能?電話以外にも機能があるってこと?」 「それ以外にどんな意味にとれ…

RSE物語―105番水道 Ⅱ ―

『今どこにいるんだ?』 「海の上」 『……は?』

RSE物語―105番水道 Ⅰ ―

波の音が聞こえる。耳を済まさなくともその辺りから。 今日は穏やかな海で、船の揺れは静かなものだった。 その船の中で、壁に寄りかかるように座って目を閉じているのがナオ、立ち上がってハギ老人とともに海を眺めているのがユウキである。

RSE物語―ハギ老人の小屋 Ⅲ ―

ナオの目がしげしげとバッジケースを見る。そして受け取った。 「ありがとう。アンタにしては気が利くじゃない」 「ボクにしてはって……」

RSE物語―ハギ老人の小屋 Ⅱ ―

一向にバッジから目を離さないナオに、ツツジが控え目に声をかけた。 「あの、バッジがどうかいたしまして?」 ナオがようやく顔を上げた。

RSE物語―ハギ老人の小屋 Ⅰ ―

ツツジがノズパスをポールに戻し、ナオに近づいてきた。 キモリをボールに戻しつつ、ナオも応じる。 「どうして気づきましたの?」

RSE物語―ツツジ戦 Ⅴ ―

「終わってないわ」 そしてぽつりとしてそう言った。 「どういうことですの?」

RSE物語―ツツジ戦 Ⅳ ―

余裕の笑みを浮かべるツツジに、ナオはいぶかしみ、ノズパスを注意深く見る。 「―――“かたくなる”……」 あれだけの勢いで流れた岩に当たって、傷が一つもない。いくらいわタイプであっても、一つくらいはつくものだろう。

RSE物語―ツツジ戦 Ⅲ ―

ツツジが二つ目のボールを放った。 ボムッ! 「あれは……?」

RSE物語―ツツジ戦 Ⅱ ―

両者同時にボールを投げる。 ボムッ――― 「ラルトス“なきごえ”!」

RSE物語―ツツジ戦 Ⅰ ―

受付を済まし、ナオはジムの中に入る。 中は、入り口から縦にバトルフィールドが広がっていて、その両サイドに岩をモチーフにした観客席が設けられている。電気はついていなく、薄暗い。 「あなたが今日、最初の挑戦者ですのね?」

RSE物語―カナズミシティ Ⅳ ―

「それで」 ナオは鬱憤のこもった声で話を切り出した。 「あんた昨日どこで何してたの?」

RSE物語―カナズミシティ Ⅲ ―

「それでは明日の朝十時にお待ちしております」 「朝十時?他に挑戦者は?」 「他の挑戦者の方々は、午後の挑戦予約となっています」

RSE物語―カナズミシティ Ⅱ ―

カナズミシティでハギ老人と別れたユウキは、デボン・コーポレーションに戻ってきた。 建物の中に入ると、社内は騒然としていた。当たり前だ。会社にとってとても大事なモノが盗まれたのだから。 「おお、ユウキくん!」

RSE物語―カナズミシティ Ⅰ ―

ユウキが丘を降りて老人の所に戻ってくると、老人がピーコちゃんの姿を見つけて駆け寄ってきた。 「ピーコちゃん!」 ユウキが離すと、ピーコちゃんは老人の方に嬉しそうに羽ばたいていく。

RSE物語― デボン・コーポレーション Ⅴ ―

男の言葉を聞いたユウキは、自分の顔が強ばるのを自覚した。 衝撃で凍りついた喉から、必死に声を絞り出す。 「なん、だって・・・?」

RSE物語― デボン・コーポレーション Ⅳ ―

「・・・大事な荷物を盗んで、社長を殴って、ご老人のポケモンを盾にして、どこまであなたは最低なんですか!」 「はっ!なんとでも言え。世の中にゃ勝てば官軍って言葉があるんだよ!」 男は言うなり、キャモメを持ったままトンネルの方に走り出した。

RSE物語― デボン・コーポレーション Ⅲ ―

男はアゴに手を添える。 「ん〜?そりゃ男かい?もしかして」 男の反応に、ユウキの目に期待の色が宿った。

RSE物語― デボン・コーポレーション Ⅱ ―

「はあ、はあ。私が留守の間に誰か出ていかなかったか?」 肩を上下させながら、ツワブキ社長は受付の女性に問いかける。 女性は思い返し、首を横に振ろうとして―――思い留まった。

RSE物語― デボン・コーポレーション Ⅰ ―

森の影が薄くなり、目の前を赤い光が満たした。 結局あっさりと時間をかけずに森を抜けてしまったナオは、全身に光を浴びるように伸びをした。 「結局会うことなく抜けちゃったじゃない。満足?」

RSE物語― vsアクア団 Ⅴ ―

ユウキは困ったように笑う。 「・・・自分が持っていないとわかったら、引き上げてくれると思ったんでしょう?」 「ああ」

RSE物語― vsアクア団 Ⅳ ―

ユウキはクマキチのそばに駆け寄った。 「なんで・・・」 「どく状態になるのは防いだはずって?」

RSE物語― vsアクア団 Ⅲ ―

「なんにもしゃべらないと思ったら、なぁに?坊や」 「ボクはあなたが欲しがってるモノが何かはわからない」 「じゃあ黙ってて」

RSE物語― vsアクア団 Ⅱ ―

「は?ボロボロ!な〜に言っちゃってんの、負け犬ちゃん♪」 「負け――!?」 思わずあげたケイタの声もそっちのけ、女は言葉を続ける。

RSE物語― vsアクア団 Ⅰ ―

キノココをなでていた手を止め、ユウキは立ち上がる。 「ボクはそろそろ先に行かなきゃ。今日はびっくりさせてごめんね」 見上げてくるキノココに別れを告げてカナズミシティに向けて歩き出した。 野生のキノココは、その後ろ姿をしばらくずっと見つめていた…

RSE物語―トウカの森 Ⅳ ―

食べ終わった後にそっと手を伸ばしてキノココをなでてやると、気持ち良さそうな仕草をする。 しばらくそうしていると、キノココの方からユウキにすりよってきた。 「よしよし。おいしかった?」

RSE物語―トウカの森 Ⅲ ―

「お!ドッキー!」 ポケモン二匹が消えた方に三人が進んでいくと、ドクケイルの姿が木々の間に垣間見えた。 「ユウキのミズゴロウすごいな!本当にいたよ!」

RSE物語―トウカの森 Ⅱ ―

どこだろう。確かに見た覚えがあるのだが。 そう、どこかといえば・・・、 「テレビ・・・?」

RSE物語―トウカの森 Ⅰ ―

トウカシティを抜けたユウキは、その先のトウカの森へと踏み込んだ。 「トウカの先だから、ここがトウカの森か。森っていうと、やっぱり虫ポケモンなんかがいるのかな」 ミズゴロウのゴロウとジグザグマのクマキチと供にポケモンを探しながら歩き進んでいく。

RSE物語―トウカシティ Ⅴ ―

「ミズゴロウを、連れた少年?」 「ナオさん?」 呟いたナオに、ミツルが不思議そうに問いかけた時だった。

RSE物語―トウカシティ ? ―

ナオがラルトスを指差した。 ミツルは目をしばたたかせて、不思議そうにラルトスを見た。 「『ラルトス、きもちポケモン、頭のツノで人の気持ちを感じとる』。ツノが光ってるでしょ。ミツルの強い気持ちを感じとってるんじゃない?」

RSE物語―トウカシティ Ⅳ ―

キャモメは頭をくらくらさせながら地面すれすれに浮いている。 ナオはすかさず空のボールを投げる。 ボンッ――と音がしてキャモメがボールに収まった。

RSE物語―トウカシティ Ⅲ ―

ミツルも同じく足を止めて前を見た。 「くさむら・・・」 「街中じゃいないからね。お目当ては?」

RSE物語―トウカシティ Ⅱ ―

ナオの後ろを必死にミツルがついていく。 「あの、ナオさんでしたっけ」 ミツルが声をかけ、初めてナオは足を止めた。

RSE物語―トウカシティ Ⅰ ―

「ここがトウカか。思ったより近いんだ」 街の入口に立ったナオは、今し方通ってきた道を振り返りながら呟いた。 「さて、パパに会いに行こうか。ねえ、プー」

RSE物語―102番道路 Ⅳ ―

「いいっていいって。よく言われることだから。オレの知り合いに、フトマキってやつがいてな。そいつがポケモンの足跡マニアでさ、そいつに頼まれたんだよ」 「ポケモンの足跡をスケッチしてくれ、て?」 ナオヤは頷いた。

RSE物語―102番道路 Ⅲ ―

ジグザグマが走った勢いそのまま突っ込んでくる。 「ゴロウ“たいあたり”!」 ゴロウとジグザグマが、ぶつかりあう。

RSE物語―102番道路 Ⅱ ―

「ど、どうしたんですか?」 ユウキが恐る恐る尋ねると、男は膝を突いたまま答えた。 「これ、オレの足跡だ・・・」

RSE物語―102番道路 Ⅰ ―

コトキタウンで一泊したユウキは、102番道路へ足を進めていた。 「101番道路と103番道路は棲息してるポケモンにあまり違いがなかったけど、ここもまた少し違うんだね」 辺りを見回しながら肩の上のミズゴロウ、ニックネームはゴロウに話しかける。

RSE物語―旅立ち Ⅳ ―

一度家に戻って来たナオは、カバンを持って家の玄関に立った。 「気をつけてね、ナオ。これ、ママからの出立祝いのランニングシューズよ」 母親はそう言って一つの箱を差し出した。

RSE物語―旅立ち Ⅲ ―

昨日のようにナオは研究所のインターホンを鳴らした。 昨日と違うのは、ププリンが一緒ということと、出てきたのがオダマキ博士本人だったということだ。 「はい。ああナオちゃん!よく来てくれたね。さあ入って入って」

RSE物語―旅立ち Ⅱ ―

一日経った、明くる日の朝。 「ナオ、起きてる?」 部屋のドアをノックする音とともに、廊下から母親の声がした。

RSE物語―旅立ち Ⅰ ―

二人は自然と対峙する。 「人を助けない君でも、挑戦状は受け取るんだ」 「“助ける”んじゃなく、シングル“バトル”ならね」

RSE物語―はじまり Ⅳ ―

「ユウキはボクの名前だ。こっちはボクの父さんだよ」 声にはトゲトゲしさが含まれている。 しかしナオは全く気にせずに問い返した。

RSE物語―はじまり Ⅲ ―

ミシロタウンからコトキタウンまで続く一本道。 そこが101番道路だが、道の両脇は人を寄せ付けない自然の領域となっている。 「・・・しまった」

RSE物語―はじまり Ⅱ ―

ピンポーン インターホンを鳴らして待つこと少し。 ドタドタと音が聞こえ、ドアが勢いよく開かれ、

RSE物語―はじまり Ⅰ ―

ブロロロ・・・――キキッ! 一台のトラックが、ある家の前で停止した。 トラックには『引っ越しセンター』と書かれている。