桜咲く地の気まぐれ日記

管理人の半暴走日記です。勢いのまま書いてることもあるので支離滅裂でも生暖かい目で見てくださいな。

RSE物語―ツツジ戦 Ⅰ ―

受付を済まし、ナオはジムの中に入る。

中は、入り口から縦にバトルフィールドが広がっていて、その両サイドに岩をモチーフにした観客席が設けられている。電気はついていなく、薄暗い。

「あなたが今日、最初の挑戦者ですのね?」

 


声が響いた。その瞬間、照明のスイッチが入り、ジムの中は明るくなった。それでも光量は抑えてあるようだ。

「お名前は?」

声はバトルフィールドの向こうから聞こえてくる。見れば、一人の女性がバトルフィールドのトレーナー枠に立っていた。

「ミシロタウンのナオ」

「そう。私がここのジムリーダー、ツツジです。トレーナーズスクールを首席で卒業しまして、ジムリーダーになりましたの。どうぞバトルフィールドにお立ちになってくださいな」

ナオは言われた通り、階段を降りてすぐのトレーナー枠に移動した。

「バトル形式は一対一の二匹入れ替え戦。挑戦者は二体戦闘不能で負けに、私のポケモンを一体戦闘不能にすれば勝ちになります」

ツツジのルール説明に、ナオは首肯する。わかったという合図だ。

審判がバトルフィールドの横に立った。

「それでは今から、バッジをかけた正式試合を始めます。両者構え」

審判の声に両者ボールを手に取った。

それを確認した審判が旗を振り上げた。

「試合―――始めっ!」