桜咲く地の気まぐれ日記

管理人の半暴走日記です。勢いのまま書いてることもあるので支離滅裂でも生暖かい目で見てくださいな。

RSE物語―ツツジ戦 Ⅱ ―

両者同時にボールを投げる。

 

ボムッ―――

 

ラルトス“なきごえ”!」

 

 

先手はナオ。ラルトスの“なきごえ”が決まる。

 

「攻撃力が下げられてしまいましたわね。イシツブテ、“たいあたり”」

 

「“ねんりき”」

 

ラルトスイシツブテに向かってねんりきをかけようとするが、イシツブテがいきなり進路を変えた。

 

がっ!ごっ!と周りから音がする。

 

ラルトスが音に迷い始める。

 

ラルトス、音を辿らないで!」

 

イシツブテ、今です!」

 

イシツブテが横からラルトスにたいあたりを決めた……ように見えた。

 

すぅ……、とイシツブテの体がラルトスをすり抜ける。

 

イシツブテはそのまま地面にぶつかった。

 

「“かげぶんしん”……!」

 

ツツジがすぐに技の正体を見切る。

 

イシツブテのたいあたりが決まるか決まらないか、その刹那にラルトスかげぶんしんで回避したのだ。

 

「それなりの実力がおありと見ましたわ。小手調べでは足りなさそうですわね」

 

ツツジは軽く笑みながらイシツブテをボールに戻した。

 

(次がここの主力……)

 

ナオはツツジの手にしたボールを見つめ、バトル特有の緊張感に身構えた。