桜咲く地の気まぐれ日記

管理人の半暴走日記です。勢いのまま書いてることもあるので支離滅裂でも生暖かい目で見てくださいな。

RSE物語―ツツジ戦 Ⅲ ―

ツツジが二つ目のボールを放った。

 

ボムッ!

 

「あれは……?」

 

 

ボールから出てきたポケモンに、ナオは眉をしかめた。岩のようだが、鼻が特徴的だ。ジョウトでは見たことがない。

 

「このポケモンは初めてかしら?でしたら、たっぷりとこの子の魅力を教えてあげましてよ」

 

ツツジはにっ、と口端を上げると、すぅっ、と指を掲げた。

 

ノズパスいわなだれ”」

 

天井が揺れた。

 

ドウッ!という音を立てて、岩がなだれ落ちてくる!

 

ラルトス“ねんりき”」

 

ラルトスが手を上げる。

 

「受け止めるおつもりで?無理でしてよ!」

 

ツツジの言葉に、ナオは何も答えなかった。

 

ラルトスが軽く腕を振る。

 

すると、それに従うようにラルトスに直下していた岩は、ラルトスを避けるようにノズパスの方へと空中で進路を変えた。

 

ドドドドドド―――!

 

ノズパスに覆い被さるように岩がなだれた。

 

「なるほど。相手の攻撃も利用すると」

 

「利用できるものは利用しないと」

 

「ですがまだまだ甘いですわね」

 

ツツジの声に応えるように、地面にぶつかった衝撃で土山となったものが動き、ノズパスが中から姿を現した。